TEAM
私たちのチーム
バイオメディカル本部のメンバーを中心に、Meshtable®の技術シーズに関わってきたメンバー並びに医療・バイオ・ヘルスケア分野に知見のあるアドバイザーで構成され、研究開発と事業化に向けた取り組みを進めています。

プロジェクトリーダー / 代表取締役社長
水田 太郎
専務取締役時代の2013年より医療分野への展開を計画しながら神戸市との連携を進め、2016年より神戸医療産業都市へ進出。
その後、単なる医療機器向け部品の受注でなく、自社技術との融合に向けた技術シーズ発掘を進める中でMeshtable®の基盤技術である『メッシュ培養法』に出会う。
2018年に理化学研究所健康生き活き羅針盤リサーチコンプレックスに参画し、本技術を用いた製品開発をスタートさせるための社内プロジェクトを発足させた。
共同研究の進展を踏まえつつ社内ベンチャーの設立も想定しながら様々な方々と連携に向けた取り組みを進める中、2020年度サポイン事業(現Go-Tech事業)採択を受け、事業化に向けた研究開発環境を整えることができたことでアカデミア及び企業との連携による開発と事業化を加速させている。
2020年3月より現職。

バイオメディカル本部 本部長
石原 甲平
1986年 ㈱水田製作所入社。
電気工学を基盤としながら、技術部メンバーとして電気及びメカ設計全般を含む製品開発に長らく携わり、その後、グループリーダー、部長として技術部門の統括とマネジメントを担う。
2018年、社長の特命により、まったくの異分野である細胞培養技術製品の開発プロジェクトに関わることとなる。
2020年より現職。
Meshtable®開発の中心メンバーであり、神戸バイオメディカルラボ(クリエイティブラボ神戸)での様々な細胞種を用いた実験の主導、製品評価及び事業化のための製造技術開発に取り組むとともに、複数のアカデミア及び企業との窓口として新たなニーズの探索と開発シーズの調査を進めている。

バイオメディカル本部 CLIKラボ長
北野 勇
1984年 ㈱水田製作所入社。
技術部に所属し、主としてメカ設計を中心とした構造物、特にプラスチック部品の設計及び製造技術の開発に長らく関わる。
その後、プラスチック部品の製造及び検査・出荷を担当する部門のリーダーとして、顧客とのパイプ役及び所属課員の管理などを経験する。
2013年の製造技術部発足時にメンバーとして加入し、炭素繊維積層成形技術の開発及び部品生産、また高速金型加熱冷却技術の導入・運用にも関わるなど多方面で技術キーパーソンとして活躍。2020年より現職となり、主としてMeshtable®の構造検討、構造設計並びに細胞を用いた評価全般に関わる。

シニアアドバイザー(基盤技術及び事業化)
NPO法人ジャパンオルガノイドレポジトリ 副理事長
谷 敍孝
東京大学工学系大学院修士卒(合成化学)。
株式会社カネカにて血液浄化システムや心臓・脳カテーテルなどの医療機器の研究開発と事業立ち上げを主導。
のちライフサイエンスRDセンター長としてバイオ医薬を含むライフサイエンス全般のRDに関与するとともに、DDSなどの医療系ベンチャー企業への出資や合弁事業設立を実施。
その後JSR株式会社へ移り、JSRライフサイエンス社を設立して初代社長としてM&Aを含むライフサイエンス事業の立ち上げを主導。
その一つとして3次元培養システムを開発するOrganogenix社の社長を歴任。
またオープンイノベーションの一環としてCVCを設立し、国内外のベンチャー企業への出資や買収を行い、出資先企業の社長なども歴任。
2017~20年 理化学研究所健康生き活き羅針盤リサーチコンプレックス推進プログラム産学連携コーディネーターとして3次元培養システムの事業化を支援する中、水田との連携に至る。

アドバイザー (イノベーション創出)
滋賀医科大学 医学部 客員准教授
岩堀 敏之
大阪府立大学で電気工学の学士及び修士を取得後、エンジニアとして松下電器産業㈱(現パナソニック㈱)、オムロンヘルスケア㈱で従事。
健康・ヘルスケア分野の機器開発や新規事業開発などに携わる中でニーズ抽出と技術シーズマッチングや技術開発と新規事業開発間の橋渡し等を経験。
自身の発明・発見により、1954年にバス博士による提唱された歯磨き手法を再現しやすくした姿勢検出式電動歯ブラシ、また循環器疾患予防のための食習慣をモニタリングするナトカリ計等を創出。
さらに、イノベーション導入にあたり、エンジニアリング以外にEBM(エビデンス・ベースド・メディシン)に基づいた医療従事者や医学研究者への丁寧な科学的妥当性の説明が必要となったことから、ナトカリ計の開発の傍らで2015年に滋賀医大にて医学博士号を取得する。
その後、複数の執筆論文が引用・反映される形で医学系の学会ガイドライン(高血圧治療ガイドライン2019)中にナトカリ計に関する言及も初めてなされるなどの功績を有する。
医学研究を継続しつつ、2018年より神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科に籍を移し、健康・医療分野におけるイノベーション戦略、アントレプレナーシップ等にも研究領域を広げ、その中で理化学研究所(神戸)のリサーチコンプレックス人材育成事業にも関わる。
この人材育成事業に水田が参加したことで当社との交流が生まれる。
その後、神戸大学を離れ、2022年末現在は外資系製薬企業にも籍を置き、疾患に苦しまれている日本の患者さんに最適なイノベーションを届けるべく、イノベーションの医療現場への導入に役立つエビデンスジェネレーション活動に携わっている。

アドバイザー
有本企画 代表
有本 米次郎
大阪電気通信大学 工学部 電子工学科 医用電子工学研究室 卒業後、医療機器メーカーに入社。
主として物理療法機器・測定機器・リハビリテーション機器等の組込ソフトウェア、電子回路技術者として開発業務に従事。機器全体の開発設計に加え、共同研究・商品企画・技術部門の管理運営などを担う。その後、技術開発部門を統括する取締役として、中央研究所所長に就任する。
2022年に取締役退任。 現在は、個人で有本企画を設立し、メーカー在籍時のノウハウを踏まえた健康器具を中心とした商品の企画開発・コンサルティング、医療機器認証の取得やアドバイスなどを行っている。
PARTNERSHIP
パートナーシップイメージ



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